我が家の外壁塗装の体験記

12年前に子供が生まれたのを期に少し通勤は不便になりますが、郊外に新築一戸建てを買ったサラリーマン家庭です。綺麗だった我が家も10年を過ぎた頃から外壁の色もあせて、痛みが目につくようになってきました。

壁や屋根の塗装の劣化は外から見て直ぐにわかるためか、塗装屋さんや外壁リフォーム業者のチラシはよく入るようになりました。
近所でも、業者の営業マンが訪れて、見積もりをしていった話を聞きます。

素人には相場や適正価格が分からない

家を購入した時から10年毎にメンテナンスで塗り替えや補修が必要なことは聞いていたので、外装塗装の覚悟はしていましたが、調べ始めると必要な予算が解りません。

新聞の折込チラシを見ると30万円からと安さが目立ちます。
ハウスメーカーだと保証は魅力ですが、150万円とかなり高額です。
地元の業者で見積もると60万円と価格の差が大き過ぎて相場や適正な費用がわからないのです。

使用する塗料の種類や工法による違い

ネットなどで調べると使用する塗料の違いによって、アクリル樹脂塗料だと安いが対応年数が短く、フッソ樹脂塗料は高価だが対応年数が長いなど価格に違いがあることが分かります。

私の場合は、義兄が建築業界で働いているため、色々と教えてもらうことが出来たのですが、作業の工程も高圧洗浄、ヒビ割れの補修、下地処理、塗りの回数、目地シーリングなどの幾つもの工程があります。

極端に安い場合には、工程を減らしていたり、悪質な場合には、高価な塗料を薄めて使って材料費を浮かせるような手抜き工事もあるのだそうです。

我が家に合った工事内容

大まかなメンテナンスの時期は決まっているようですが、気候などにも影響を受けるのでお住まいの地域や壁材や塗装の違いにより寿命にも違いが出てきます。ですので、専門家に直接家を見てもらい必要な補修内容やタイミングも決めるのが望ましいです。

古い家で痛みが激しい場合などは、塗り替えるだけではなく、サイディングに張替え方が家が長持ちするので長期的に見ると安くなる場合もあるそうです。塗料の選び方にしても安い材料で早めに塗り直すのとフッソ樹脂塗料など高い材料で長持ちさせるのかなどプロと相談し納得して決めたい内容です。

素人が安心できる業者を見つけるには

飛び込み営業でその場で契約するのは論外ですが、私のような建築の素人が外装塗装の相場を知って、納得いく業者さんを見つけるには3社以上から見積もりを取るように教えてもらいました。

自分で業者を探して見積りをとるのは大変ですが、ネットだと複数社に一括で見積り依頼できるサービスがあるので便利です。

>>我が家で利用した見積りサービス

相手も内容や金額を比べられる前提で出してきますから、こちらとしては有難いですね。

 

手抜き工事をさせないために

外壁塗装では、外見からはすぐに分からいような方法で手抜き工事が行われることがあるそうです。

一般的には、下塗り、上塗り2回の3回塗りですが、「ピンコロ」と言って上塗り1回、ひどい時には下塗りもなし「リャンコ」と言って下塗り1回上塗り1回、そうやって悪質な塗装屋は儲けています。

仕上がったときにはわかりませんが、3年、5年たつと劣化具合でわかってきます。あなたが依頼した工務店やリフォーム会社がまともな業者であっても、実際に塗装を行う塗装屋が手抜きを行うこともありえます。

しっかりした施工管理を行う業者では、下塗を白くして塗ったのをわかるようにしたり、

外壁塗装の下塗りで白と透明

上塗りを同色2回ではなく、色を少し変えて、上塗り、中塗りにして正しい回数を塗らなければいけないようにしているのだそうです。

外壁塗装で上塗り色変えと同色

業者を選ぶ際に施工管理の方法や工事写真の提供なども合わせて確認するとよいかもしれません。

見積りは3社以上から取って比べると、失敗を防げると言います。同じような業者ばかりではなく、ハウスメーカー、総合リフォーム店、地元の工務店、外装リフォームの専門業者などに分けるのもよいと思います。

それぞれの見積りを比べて工事内容や費用で解らないことを各業者さんに確認していきます。

そうすることで、ほとんどの疑問は解決できると思いますが、業者によって食い違いが出てくることもあります。そのような時には、中立的な立場で相談できると心強いのですが、先程も紹介した一括見積りサービスは相談にものっていただけるので助かりました。

>>相談にも乗ってもらえる見積もりサービス

気になることや疑問にも丁寧に対応して頂けたので、表面的な費用だけでは分かりにくいことが多いだけに心強いです。

 

表面の塗装だけではない外壁のメンテナンス

外壁のメンテナンスで重要なのは表面の塗替えだけではなく、しっかりとした下地処理です。

その1つに目地のシーリングがありますが、サイディング、タイル、窓枠などの隙間を埋める大切な目地の防水です。

劣化したら、古いシーリング材は切り取って新しく充填しますが、切り取るのが大変なのでかぶせてしまうのが「増し打ち」と言うのだそうです。

目地のシーリングは一定の厚みがないと性能を発揮できないので、年数が経つと剥がれて漏水の原因となります。

10年以上経って、増し打ちした薄いシール材が剥がれた例。

増し打ちした薄いシール材が剥がれた例

シールの上に塗装してあると専門家でもほとんど判らないため、サイディングの継ぎ目のシーリングの不良の漏水とか多いのです。

マンションやビルでは、専門の防水屋がやる仕事を戸建だと規模が小さいために塗装屋がすべてやるから問題なのですね。シールの増しうちの話は本当に多くて、防水屋ではなく、塗装屋がやれば十中八九増しうちだね。と怖い話も...

これは金属部分の錆止処理をしなかったので、錆びてきている金具です。

錆びてきている金具

ちょっと前の話ですが、戸建の塗装を取ると、終わったら、みんなで温泉旅行にいけたほど儲かったらしいですよ。

ひどいペンキ屋サンは、うるさい現場監督が来る前に早く染めちまえと、塗ってしまえばわからないので、下地処理や、下塗をしないで塗って仕上げてしまうのです。リフォーム会社などの知らないところで、悪徳業者は手抜きをしているかもしれません。

外装塗装で失敗しないためには、費用だけで判断すること無く、 先ずは、カタログ、仕様書等をきちんと出してもらい、どの材料をどのくらい使うのかをはっきり説明してもらう事からでしょうね

3社以上から見積りを取り、納得行くまで説明を聞くことで、しっかりした管理を行っている信頼できる業者か判断してください。

何をもって適正な価格相場なのか難しいところはありますが、理想を言い過ぎても現実的ではありませんし、予算もあると思いますので、自分が納得できる内容と費用で工事を行なってください。

>>適正価格は複数の見積りで確認する

ちょっと悪徳な事例が多くなってしましたが、真面目な塗装屋さんがほとんどで、一部に手抜きをする業者がいるのだと思います。施工ミスや間違いを防ぐ意味でもしっかりとした施工管理の業者さんを見つけてくださいね。

前回塗り替え工事をしたときに、要望などを細かく聞いて親身になって施工してくれたので、10年前と同じ職人さん指名が条件で契約したり、隣を塗っている作業の仕方や、毎日の挨拶を見て隣を塗装した職人さん指名で契約になったりもするそうです。一生懸命まじめに仕事をしている職人さんは沢山いるので頼む先を間違わなければ大丈夫です。